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再生時のビット数

多くのサウンドカードは16/24ビットのオーディオを扱うことができます。プロジェクトに、異なるビット数のオーディオファイルが混在している場合でも、SONARの内部でビット数が変換されます。SONARの内部では、サウンドカードが扱うよりも大きなビット数で処理が行われていて、サウンドカードに出力されるときにビット数が減らされます。ビット数が減らされるときに発生するわずかなノイズを軽減するため、編集｜環境設定｜オーディオ｜オプションでディザリングを使用するように設定することができます。

SONARの初回起動時には、オーディオデバイスの確認ユーティリティが自動的に実行され、オーディオデバイスがサポートしているすべてのビット数がチェックされます。このため、再生のビット数を変更しても、再度オーディオデバイスの確認ユーティリティを実行する必要はありません（ただし、SONARの再起動が必要になる場合があります）。

再生時のビット数は、以下の方法で変更できます。

再生時のビット数を変更する

1.	編集｜環境設定｜オーディオ｜オプションを選択し、オーディオデバイスのビット数を変更します。

2.	OKをクリックします。

メモ：  16ビットを超えるビット数に設定した場合は、編集｜環境設定｜オーディオ｜オーディオプロファイルを選択し、16ビット超のオーディオデータ欄を正しく設定してください。オーディオデバイスの取扱説明書を参照して、オーディオデバイスのドライバが扱うデータの形式を調べてください。 WDMドライバを使用するUSBドライバなど、オーディオデバイスによっては、SONARのaud.iniファイルで変数が1に設定されていないと24ビットモードでは動作しません。変数はUse24BitExtensible=<0または1>で、aud.iniファイルの［オーディオデバイスの名前(xx in, xx out)］セクションに入ります。 SONAR 4では、異なるビット数のファイルが混在するプロジェクトを再生することはできません。SONAR 5または6で作成したこのようなプロジェクトをSONAR 4で再生するときは次の手順を参照してください。

オーディオファイルのビット数を変換する

1.	ユーティリティ｜オーディオフォーマットの変更コマンドを実行して、オーディオフォーマットの変更ダイアログを開きます。

2.	新規ビット数欄にビット数を指定します

3.	ビット数をダウンコンバートする場合は、ディザリングのオプションを指定できるようになります。これはビット数を減らす際に出るノイズを軽減する処理です。

4.	OKをクリックします。

オーディオファイルが新たなビット数に変換されます。